高校の進学実績は、①卒業生の人数に対する割合、②現役と浪人の区別、③合格者数(延べ人数)と実際の進学者数の違いの3点を意識して読むことが大切です。1人の生徒が複数の大学に合格すると、それぞれが「合格者数」に数えられるので、合格者数が多くても、実際に進学した人数はそれより少ないのが普通です。
進学実績を読む3つのポイント
| ポイント | 確かめ方 |
|---|---|
| 割合で見る | 卒業生数(1学年の人数)に対して、何人が合格・進学しているか |
| 現役か浪人か | 「現役合格者数」が別に書かれているか |
| 延べ人数か実人数か | 「合格者数」は延べ人数が多い。進学者数を公表している学校も |
例で考える
卒業生300人のA高校と、卒業生150人のB高校が、どちらも「○○大学に30人合格」だったとします。卒業生に対する割合は、A高校が10%、B高校が20%です。数字だけ見ると同じでも、実際の進学のしやすさはかなり違います。
進学実績以外に見たいこと
- 進路の多様さ:国公立・私立大学、専門学校、就職、留学の割合
- 入学時の成績との関係:入学時の偏差値に比べて、卒業時に伸びているか
- 指定校推薦の枠:どの大学から推薦枠が来ているか(→指定校推薦のしくみ)
- 進学を支えるしくみ:補習・講習、自習室、面談の頻度
ポイント:進学実績は「その学校で上位の生徒が取った結果」も多く含まれます。自分がその学校でどのくらいの位置になりそうかも考えて、学校を選びましょう。学校説明会で「学年の真ん中くらいの生徒の進路」を聞いてみるのもおすすめです。
出典:進学実績は各高校の公表資料による。文部科学省「学習指導要領」