Q.097高校受験のしくみ

不登校でも高校受験はできますか?内申点が心配です

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

はい、できます。不登校の経験がある生徒の進路は、いまは大きく広がっています。欠席日数を合否に使わない入試、当日の学力検査や面接・作文を重視する入試、通信制・定時制、不登校経験のある生徒を受け入れる学校(東京都のチャレンジスクールなど)といった選択肢があります。まずは中学校の先生や教育委員会の相談窓口に、使える入試の種類を聞いてみましょう。

不登校経験がある場合の高校の選択肢不登校経験高校の選択肢全日制学力検査重視の入試私立全日制欠席を問わない学校も定時制1日4時間程度通信制自分のペースでチャレンジスクール等作文・面接で選考
不登校経験がある場合の高校の選択肢

高校の選択肢

選択肢特徴
全日制(学力検査重視の入試)当日の点数の比率が高い入試や、内申点の扱いに配慮がある入試
私立の全日制欠席日数の基準を設けない学校、面談で事情を聞いてくれる学校も
定時制1日4時間程度の授業。昼間部・夜間部など
通信制レポートとスクーリング。自分のペースで学べる(→通信制高校)
チャレンジスクールなど不登校経験者などを想定した学校。内申点を使わず、作文・面接で選ぶ

内申点と欠席日数の扱い

  • 欠席が多いと評定がつかない(「―」や「1」)ことがあるが、その扱いは都道府県で違う
  • 欠席の理由を書いた書類(自己申告書など)を提出できる入試がある地域も
  • 適応指導教室(教育支援センター)やフリースクールでの学習が、出席扱いになる場合もある

準備の進め方

  1. 相談する:中学校の担任・スクールカウンセラー・教育委員会の進路相談
  2. 選択肢を知る:説明会や個別相談に、本人の体調に合わせて参加
  3. 学習を少しずつ:オンライン教材、家庭教師、個別指導で、できるところから
  4. 生活リズムを整える:入学後の通学を見すえて、朝起きる習慣から

ポイント:不登校の経験は、進路をあきらめる理由にはなりません。本人が「ここなら通えそう」と思える学校を一緒に探すことが一番大切です(→コラム:不登校から高校受験へ)。

出典:文部科学省「不登校への対応について」、文部科学省「高等学校通信教育」

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