はい、できます。不登校の経験がある生徒の進路は、いまは大きく広がっています。欠席日数を合否に使わない入試、当日の学力検査や面接・作文を重視する入試、通信制・定時制、不登校経験のある生徒を受け入れる学校(東京都のチャレンジスクールなど)といった選択肢があります。まずは中学校の先生や教育委員会の相談窓口に、使える入試の種類を聞いてみましょう。
高校の選択肢
| 選択肢 | 特徴 |
|---|---|
| 全日制(学力検査重視の入試) | 当日の点数の比率が高い入試や、内申点の扱いに配慮がある入試 |
| 私立の全日制 | 欠席日数の基準を設けない学校、面談で事情を聞いてくれる学校も |
| 定時制 | 1日4時間程度の授業。昼間部・夜間部など |
| 通信制 | レポートとスクーリング。自分のペースで学べる(→通信制高校) |
| チャレンジスクールなど | 不登校経験者などを想定した学校。内申点を使わず、作文・面接で選ぶ |
内申点と欠席日数の扱い
- 欠席が多いと評定がつかない(「―」や「1」)ことがあるが、その扱いは都道府県で違う
- 欠席の理由を書いた書類(自己申告書など)を提出できる入試がある地域も
- 適応指導教室(教育支援センター)やフリースクールでの学習が、出席扱いになる場合もある
準備の進め方
- 相談する:中学校の担任・スクールカウンセラー・教育委員会の進路相談
- 選択肢を知る:説明会や個別相談に、本人の体調に合わせて参加
- 学習を少しずつ:オンライン教材、家庭教師、個別指導で、できるところから
- 生活リズムを整える:入学後の通学を見すえて、朝起きる習慣から
ポイント:不登校の経験は、進路をあきらめる理由にはなりません。本人が「ここなら通えそう」と思える学校を一緒に探すことが一番大切です(→コラム:不登校から高校受験へ)。