Q.083高校受験のしくみ

内申点はどう計算するのですか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

内申点の基本は、9教科の5段階評定をそのまま合計した「素内申」(45点満点)です。そこから都道府県ごとのルールで換算します。たとえば東京都の都立高校の一般入試では、5教科(国・数・英・理・社)はそのまま、実技4教科(音・美・保体・技家)を2倍にした65点満点の換算内申を、さらに300点満点の調査書点に換算します。

東京都の換算内申の計算(5教科×1+実技4教科×2=65点満点)5教科国・数・英・理・社評定×1(25点)+実技4教科音・美・保体・技家評定×2(40点)=換算内申65点満点→300点に換算
東京都の換算内申の計算(5教科×1+実技4教科×2=65点満点)

素内申(45点満点)

9教科の評定(1〜5)を足したものです。オール5なら45、オール3なら27になります。

東京都の換算内申と調査書点の計算例

5教科がすべて4、実技4教科がすべて3の生徒の場合:

  1. 5教科:4×5教科=20
  2. 実技4教科:3×4教科×2倍=24
  3. 換算内申:20+24=44点(65点満点)
  4. 調査書点:44÷65×300=約203点(300点満点)

都立の一般入試では、これに学力検査(700点満点に換算)と、英語スピーキングテスト(ESAT-J、20点満点)を加えた1020点満点で合否が決まります(→都立高校入試のしくみ)。

他の地域の計算の例

地域計算の考え方
東京都中3の評定。5教科×1+実技4教科×2=65点満点
神奈川県中2の9教科(45点)+中3の9教科×2(90点)=135点満点
大阪府中1〜中3の評定を1:1:3の比で使う

実技教科を重く扱う地域、中3だけを使う地域など、計算のしかたは本当にさまざまです。住んでいる都道府県の教育委員会の資料で、必ず最新のルールを確かめましょう。

ポイント:東京都のように実技4教科を2倍にする地域では、実技の1の差が、5教科の2の差と同じ重みになります。実技教科を軽く見ないことが大切です(→実技4教科の内申点)。当サイトの内申点計算ツールで、自分の点数を計算できます。

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」

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