内申点の基本は、9教科の5段階評定をそのまま合計した「素内申」(45点満点)です。そこから都道府県ごとのルールで換算します。たとえば東京都の都立高校の一般入試では、5教科(国・数・英・理・社)はそのまま、実技4教科(音・美・保体・技家)を2倍にした65点満点の換算内申を、さらに300点満点の調査書点に換算します。
素内申(45点満点)
9教科の評定(1〜5)を足したものです。オール5なら45、オール3なら27になります。
東京都の換算内申と調査書点の計算例
5教科がすべて4、実技4教科がすべて3の生徒の場合:
- 5教科:4×5教科=20
- 実技4教科:3×4教科×2倍=24
- 換算内申:20+24=44点(65点満点)
- 調査書点:44÷65×300=約203点(300点満点)
都立の一般入試では、これに学力検査(700点満点に換算)と、英語スピーキングテスト(ESAT-J、20点満点)を加えた1020点満点で合否が決まります(→都立高校入試のしくみ)。
他の地域の計算の例
| 地域 | 計算の考え方 |
|---|---|
| 東京都 | 中3の評定。5教科×1+実技4教科×2=65点満点 |
| 神奈川県 | 中2の9教科(45点)+中3の9教科×2(90点)=135点満点 |
| 大阪府 | 中1〜中3の評定を1:1:3の比で使う |
実技教科を重く扱う地域、中3だけを使う地域など、計算のしかたは本当にさまざまです。住んでいる都道府県の教育委員会の資料で、必ず最新のルールを確かめましょう。