高校の推薦入試は、中学校の推薦や内申点の基準をもとに、面接・作文・小論文・集団討論・実技などで選ぶ入試です。公立の推薦は内申点と面接などの合計で選び、倍率が高い学校も少なくありません。私立の推薦は、合格したら必ず入学する単願(専願)が一般的で、内申点の基準を満たしていれば合格の可能性がとても高くなります。
公立と私立の推薦の違い
| 公立の推薦 | 私立の推薦 | |
|---|---|---|
| 出願の条件 | 中学校長の推薦、学校ごとの条件 | 内申点の基準、欠席日数、単願(専願) |
| 選考 | 調査書点+面接・集団討論・作文・小論文・実技 | 面接・作文(適性検査を行う学校も) |
| 合格のしやすさ | 倍率が高い学校も多い | 基準を満たせば合格率は高い |
| 時期 | 1月下旬〜2月(都立は1月26・27日、令和9年度) | 1月22日以降が多い(首都圏) |
都立高校の推薦の例
都立高校の推薦入試では、調査書点に加えて、集団討論・個人面接、作文または小論文(学校によって実技)で選考します。配点は学校ごとに決められ、公表されています。一般入試と違い学力検査がないため、面接・集団討論・作文の準備が合否を大きく左右します。
推薦入試の対策
- 出願の条件を確認:内申点の基準、欠席日数、部活動や資格の条件
- 志望動機を言葉にする:なぜその学校か、入学後に何をしたいか(→志望動機の作り方)
- 面接の練習:中学校の先生や塾で模擬面接を受ける(→よく聞かれる質問)
- 作文・小論文:過去のテーマで書いて添削を受ける(→高校入試の作文)
- 不合格のときに備える:公立の推薦が不合格でも、一般入試で再挑戦できる
ポイント:公立の推薦は「受かればラッキー」くらいの気持ちで、一般入試の勉強を続けながら準備するのが基本です。推薦の準備で深めた志望動機は、一般入試に向けたやる気にもつながります。
出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程」、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」