公立高校の一般入試は、都道府県の共通問題による5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の学力検査と、内申点(調査書点)の合計で合否が決まるのが一般的です。私立高校の一般入試は、国語・数学・英語の3教科が多く、問題は学校ごとの独自問題です。難関校の中には、公立でも学校独自の問題を使う「自校作成問題」の学校があります。
公立と私立の一般入試の違い
| 公立の一般入試 | 私立の一般入試 | |
|---|---|---|
| 教科 | 5教科が多い | 3教科が多い(5教科の学校も) |
| 問題 | 都道府県の共通問題(一部は自校作成) | 学校独自の問題 |
| 内申点 | 比率を決めて合計する | 参考程度、または使わない学校も |
| 難易度 | 教科書の内容が中心 | 学校によって教科書を超える問題も |
合否の決まり方(東京都の例)
都立高校の一般入試(第一次募集)では、学力検査と調査書の比率を7:3とするのが基本です。学力検査は700点満点、調査書点は300点満点に換算し、英語スピーキングテスト(ESAT-J)の20点を加えた1020点満点で選考します。令和9年度入試では、一部の学校で7:3と10:0の両方で計算して高いほうを使う方法も新たに導入されました。
学力検査で点を取るための考え方
- 公立の共通問題は教科書の内容が中心。基本問題の取りこぼしをなくすことが最優先
- 大問ごとの出題パターンが毎年似ているので、過去問で形式に慣れる(→過去問の使い方)
- 英語のリスニング、数学の証明、理科社会の記述など、配点の高い形式を確実に
- 私立の一般入試は学校ごとの傾向が強いので、志望校の過去問が必須
ポイント:内申点の比率が大きい地域では、当日の点数でどれくらい内申点を逆転できるかを知っておくと、目標点が明確になります。模試の結果をもとに、塾や学校の先生と目標点を決めましょう。
出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程」