公立高校の倍率は、出願の締切後に教育委員会が発表する志願者数と倍率で確かめます。多くの都道府県には、出願後に一度だけ志望校を変更できる制度があり、東京都では「取り下げ・再提出」と呼ばれています。ただし、倍率が高いからといって必ず不利になるわけではないので、自分の内申点と模試の成績をもとに冷静に判断しましょう。
公立高校の倍率の特徴
- 公立高校は入学辞退が少ないので、受験倍率と実質倍率が近い
- 前年に倍率が下がった学校は、翌年上がりやすい(隔年現象)
- 新しい学科やコースの新設、制度変更で倍率が大きく動くことがある
- 最終的な倍率は、志願変更の後に確定する
志願変更の流れ(一般的な例)
- 出願:第一志望の高校に出願する
- 倍率の発表:出願締切の翌日などに志願者数が発表される
- 志願変更の期間:変更する場合は、願書を取り下げて別の学校に出し直す
- 最終倍率の発表:変更後の志願者数で確定
志望校を変えるかの判断
| 考えたい点 | 内容 |
|---|---|
| 自分の位置 | 模試の合格判定、内申点が合格者の平均と比べてどうか |
| 倍率の上がり幅 | 例年より大きく上がったか、毎年このくらいか |
| 併願校の確保 | 私立の併願優遇などで、すでに進学先を確保しているか |
| 本人の気持ち | 「この学校に行きたい」気持ちが強いか |
私立の併願校をすでに確保しているなら、倍率に関係なく第一志望に挑戦する選択も十分ありえます。逆に、公立に必ず合格したい事情がある場合は、先生と相談して慎重に判断しましょう。
ポイント:倍率は「人気」の数字です。合否は自分の点数が合格ラインを超えるかどうかで決まります。倍率の発表を見て慌てないよう、出願前に「変更するならどこか」を先生と決めておくと安心です。
出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程」、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」