都立高校の一般入試(第一次募集)は、学力検査(700点満点)と調査書点(300点満点)を7:3の比率で合計し、英語スピーキングテスト「ESAT-J」の結果(20点満点)を加えた1020点満点で選考するのが基本です。推薦入試は、調査書点に加え、集団討論・個人面接・作文や小論文(学校により実技)で選びます。令和9年度入試では、一部の学校で新しい計算方法も導入されています。
一般入試の総合得点の内訳
| 要素 | 満点 | 内容 |
|---|---|---|
| 学力検査 | 700点 | 5教科(各100点、計500点)を700点に換算 |
| 調査書点 | 300点 | 中3の換算内申(65点満点)を300点に換算 |
| ESAT-J | 20点 | 中3で受ける英語スピーキングテストの結果(A〜Fの6段階) |
| 合計 | 1020点 | この総合得点の順で合格者が決まる |
換算内申は、5教科の評定はそのまま、実技4教科の評定は2倍にして合計します(→内申点の計算方法)。
令和9年度入試の変更点
- 全日制普通科の2校で、学力検査と調査書の比率を7:3と10:0の両方で計算し、受験生にとって高いほうの得点を使う方法を新たに実施
- 都立国際高校の国際バカロレアコースは、9月入学生の選抜を廃止し4月入学生のみに
推薦入試のしくみ
推薦入試では、調査書点、集団討論・個人面接、作文・小論文または実技検査の配点を学校ごとに決めて選考します。文化・スポーツ等特別推薦、理数等特別推薦という枠もあります。推薦で不合格でも、一般入試で同じ学校に再挑戦できます。
自校作成問題の学校
進学指導重点校など一部の学校では、国語・数学・英語の3教科で学校独自の問題(自校作成問題)を使います。共通問題より難しいので、志望校の過去問での対策が欠かせません。
ポイント:1020点のうち調査書点が300点を占めるので、内申点1の差がおよそ4.6点(300÷65)の差になります。実技教科なら2倍なので約9.2点。日々の成績の大切さがよくわかります。
出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程」