大学附属校は、在学中の成績などの条件を満たせば、系列の大学へ内部進学できる学校です。大学受験の勉強に追われず、探究・部活・留学などに時間を使えるのが最大のメリットです。ただし、希望の学部に進めるかは在学中の成績順で決まるのが一般的で、「入れば全員が好きな学部に進める」わけではありません。
附属校の3つのタイプ
| タイプ | 特徴 | 内部進学 |
|---|---|---|
| 附属校(直系) | 大学と同じ学校法人が運営 | 卒業生の大半が系列大学へ進む学校が多い |
| 系属校 | 別の法人だが大学と特別な関係 | 推薦枠があり、多くが進学する学校もある |
| 半附属校(進学校型) | 系列大学への推薦枠は一部 | 他大学を受験する生徒も多い |
内部進学の割合は学校によって大きく違います。学校説明会や学校のWebサイトで、卒業生のうち系列大学に進んだ人数と、学部ごとの推薦枠を必ず確かめてください。
附属校のメリット
- 大学受験がない分、高校時代を自由に設計できる
- 大学の授業の先取りや、大学教員による講座がある学校も
- 中学・高校・大学と長く続く人間関係
知っておきたい注意点
- 学部の選択は成績順:人気学部は内部でも競争になる。定期テストを軽く見ると希望が通らない
- 他大学を受けると推薦を失う学校もある(併願を認める制度がある学校も)
- 系列大学にない学部(医学部など)をめざす場合は、結局外部受験が必要
- 中だるみに注意。受験がないことが、勉強しない理由にならないようにする
附属校を選ぶときの質問リスト
- 卒業生のうち、系列大学へ進学した割合は?
- 学部はどのように決まる?(成績・面談・試験)
- 他大学を受験する場合、推薦の権利はどうなる?
- 成績不振の場合の進級や補習のしくみは?
ポイント:附属校は「大学受験をしなくてよい学校」ではなく、「6年間(または3年間)の定期テストが大学受験になる学校」と考えると、入学後の過ごし方を誤りません。
出典:内部進学の条件は各校の公表資料による。文部科学省「大学入学者選抜関係」