Q.011受験の基本・全体像

大学附属校(エスカレーター式)に入るメリットは何ですか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

大学附属校は、在学中の成績などの条件を満たせば、系列の大学へ内部進学できる学校です。大学受験の勉強に追われず、探究・部活・留学などに時間を使えるのが最大のメリットです。ただし、希望の学部に進めるかは在学中の成績順で決まるのが一般的で、「入れば全員が好きな学部に進める」わけではありません。

大学附属校の3つのタイプと、内部進学の割合のイメージ附属校(直系)同じ学校法人大半が系列大学へ学部は成績順系属校別法人・特別な関係推薦枠が多い学校により差半附属校推薦枠は一部他大学受験も多い進学校に近い
大学附属校の3つのタイプと、内部進学の割合のイメージ

附属校の3つのタイプ

タイプ特徴内部進学
附属校(直系)大学と同じ学校法人が運営卒業生の大半が系列大学へ進む学校が多い
系属校別の法人だが大学と特別な関係推薦枠があり、多くが進学する学校もある
半附属校(進学校型)系列大学への推薦枠は一部他大学を受験する生徒も多い

内部進学の割合は学校によって大きく違います。学校説明会や学校のWebサイトで、卒業生のうち系列大学に進んだ人数と、学部ごとの推薦枠を必ず確かめてください。

附属校のメリット

  • 大学受験がない分、高校時代を自由に設計できる
  • 大学の授業の先取りや、大学教員による講座がある学校も
  • 中学・高校・大学と長く続く人間関係

知っておきたい注意点

  • 学部の選択は成績順:人気学部は内部でも競争になる。定期テストを軽く見ると希望が通らない
  • 他大学を受けると推薦を失う学校もある(併願を認める制度がある学校も)
  • 系列大学にない学部(医学部など)をめざす場合は、結局外部受験が必要
  • 中だるみに注意。受験がないことが、勉強しない理由にならないようにする

附属校を選ぶときの質問リスト

  1. 卒業生のうち、系列大学へ進学した割合は?
  2. 学部はどのように決まる?(成績・面談・試験)
  3. 他大学を受験する場合、推薦の権利はどうなる?
  4. 成績不振の場合の進級や補習のしくみは?

ポイント:附属校は「大学受験をしなくてよい学校」ではなく、「6年間(または3年間)の定期テストが大学受験になる学校」と考えると、入学後の過ごし方を誤りません。

出典:内部進学の条件は各校の公表資料による。文部科学省「大学入学者選抜関係」

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