実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は、東京都の都立高校入試のように内申点で2倍に換算する地域もあり、高校受験への影響がとても大きい教科です。評価されるのは、実技や作品の出来だけでなく、ペーパーテスト、授業への取り組み、提出物、振り返りの記述です。「絵が苦手」「運動が苦手」でも、テストと提出物と授業態度で評定を上げることは十分にできます。
実技教科が重要な理由(東京都の例)
東京都の換算内申では、5教科は評定のまま、実技4教科は評定×2で計算します。たとえば、美術の評定が3から4に上がると換算内申は2点上がり、これは5教科の評定を2つ上げるのと同じ効果があります(→内申点の計算方法)。
教科ごとの上げ方
| 教科 | 上げ方のポイント |
|---|---|
| 音楽 | ペーパーテスト(音楽記号・作曲者・曲の背景)、歌唱・器楽のテストは練習して臨む、鑑賞の感想を具体的に |
| 美術 | 作品は提出期限を守り、丁寧に仕上げる。制作の意図や工夫を書くワークシートを充実させる |
| 保健体育 | 保健のペーパーテストで得点。実技は記録より取り組む姿勢、準備・片づけ、チームへの貢献 |
| 技術家庭 | 作品・調理実習の取り組み、レポート、ペーパーテスト(用語・安全) |
共通してできること
- ペーパーテストは5教科と同じように前もって勉強する
- 提出物・作品は期限を守る(遅れや未提出は大きな減点になりやすい)
- 授業のワークシートや振り返りを具体的に書く
- 忘れ物をしない(体操服・教科書・道具)
- 苦手でも全力で取り組む姿勢を見せる
ポイント:実技教科は、テストの勉強時間が5教科より短くても点が取りやすいことが多い教科です。定期テストの計画に必ず実技4教科の時間を入れておきましょう。
出典:国立教育政策研究所「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」