家で勉強できない原因の多くは、①スマホ・ゲーム・テレビの誘惑、②勉強を始めるきっかけがない、③机の上や部屋が散らかっている、④家族の生活音のどれかです。対策の基本は、誘惑を物理的に遠ざけ、「この時間・この場所に来たら勉強する」という決まりを作ることです。どうしても家で集中できないなら、自習室や図書館を使うのも立派な方法です。
原因別の対策
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| スマホ・ゲーム | 勉強中は別の部屋に置く、家族に預ける、時間制限の機能を使う(→勉強中のスマホ) |
| 始められない | 帰宅後すぐ・夕食後すぐなど、始める時間を固定する。最初の5分は簡単な問題から |
| 机が散らかっている | 机の上は今使う教材だけに。勉強が終わったら片づける |
| 生活音・家族 | 耳栓、家族に「この時間は静かに」とお願いする、リビングで勉強する |
集中できる環境づくりのチェックリスト
- 机の上に、今やる教科の教材と筆記用具だけがある
- スマホは手の届かない場所にある
- 照明は手元が明るい
- 時計やタイマーで時間を区切っている(→集中力を続ける方法)
- その日やることが紙に書いてある
リビング学習という方法
自分の部屋だとつい誘惑に負けてしまう人は、家族のいるリビングで勉強するのもひとつの方法です。人の目があると適度な緊張感が生まれ、わからないところをすぐに家族に聞けるメリットもあります。テレビは消し、家族にも協力をお願いしましょう。
ポイント:「家ではできない」と自分を責める必要はありません。塾の自習室、学校の図書室、公立図書館など、勉強に集中できる場所を見つけることも大切な受験戦略です(→勉強場所の選び方)。
出典:Dunlosky ほか(2013)「Improving Students’ Learning With Effective Learning Techniques」