総合型・推薦でも、学力を確認する試験を課す大学があります。主な形は、①共通テストの点数を使う(国公立に多い)、②大学独自の教科・科目のテストを行う、③口頭試問や基礎学力検査で確認するの3つです。令和9年度入試からは、2月1日より前に教科・科目の個別テストを行う場合、大学での学修に必要な基礎的な範囲を問い、面接などとバランスよく配分して、テストの成績が評価の大部分を占めないようにすることが求められています。
共通テストを使う総合型・推薦
国公立大学の総合型・推薦では、共通テストを課す区分と課さない区分があります。たとえば琉球大学の令和9年度では、共通テストを課さない総合型選抜Ⅰ(9〜11月に選考)と、共通テストを課す総合型選抜Ⅱ・学校推薦型選抜Ⅱ(1月の共通テスト後に最終選考)が分かれています。共通テストを課す区分なら、一般選抜と同じレベルの勉強が必要です。
対策のポイント
- 募集要項で学力試験の有無・科目・配点の比重を確認する(令和9年度からは評価方法ごとの比重を公表する方向)
- 大学独自の基礎学力検査は、教科書レベルの基本問題を確実に
- 共通テストを課す区分を受けるなら、秋以降も共通テスト対策を続ける
ポイント:「総合型=勉強しなくてよい入試」ではありません。学力の土台がある人ほど、面接や小論文でも説得力のある話ができます。
出典:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」関係資料、文部科学省「大学入学者選抜協議会(令和8年5月27日)資料」、琉球大学「令和9年度入学者選抜日程(概要)」