本格的な受験勉強を始める時期のめやすは、小学校受験は年中の秋、中学受験は小3の2月(塾の新4年生)、高校受験は中2の冬〜中3の春、大学受験は高2の冬です。ただし、高校受験の内申点は中1から、大学の学校推薦型選抜の評定平均は高1から数えられるので、「受験勉強」を始める前の日々の授業と定期テストが、実はスタートになっています。
受験ごとの始める時期
| 受験 | 本格スタートのめやす | それ以前からできること |
|---|---|---|
| 幼稚園受験 | 入園前年の春(2歳の春ごろ) | 生活習慣、あいさつ、親子の遊び |
| 小学校受験 | 年中の秋(本番の1年前) | 絵本の読み聞かせ、お手伝い、外遊び |
| 中学受験 | 小3の2月(新4年生のカリキュラム開始) | 読書、計算、図鑑や博物館 |
| 高校受験 | 中2の冬〜中3の春 | 中1からの定期テストと提出物(内申点) |
| 大学受験(一般選抜) | 高2の冬 | 英単語・数学の基礎、高1からの定期テスト |
| 大学受験(推薦・総合型) | 高2の夏〜秋 | 評定平均、探究や部活・課外活動 |
「早すぎる」と「遅すぎる」の見分け方
早く始めるほど有利、というわけではありません。小学校低学年から塾で長時間勉強させると、本番の前に疲れてしまう子もいます。逆に、高校受験で中3の秋から始めると、内申点の対象になる学期の多くが終わっています。目安は、「本番から逆算して、無理なく続けられる期間を確保できるか」です。
- 本番までに、全範囲を一通り終えて、過去問を解く期間(3か月以上)が取れるか
- 内申点や評定平均など「日々の成績」が評価に入る受験かどうか
- 子どもの体力と気持ちが、その期間もつかどうか
遅れて始めた場合の考え方
始めるのが遅れても、あきらめる必要はありません。範囲を絞る、志望校の出題に合わせた勉強に集中する、得点しやすい科目から固める、といった工夫で巻き返した例はたくさんあります(→逆転合格の共通点)。大切なのは、今日から何をやるかを具体的に決めることです。計画の立て方は勉強計画の立て方で解説しています。
ポイント:受験勉強の「始め時」より大事なのは、毎日の授業を大切にする習慣です。高校受験も大学受験も、教科書の内容がすべての土台になります。