Q.014受験の基本・全体像

子どもの受験で、親が最初に知っておくべきことは何ですか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

受験での親の役割は、①情報を集めて整理する、②生活と体調を整える、③お金とスケジュールを管理する、④子どもの気持ちの支えになるの4つです。勉強そのものを教えることより、子どもが勉強に集中できる環境をつくることのほうが、はるかに大きな力になります。年齢が低いほど親の関わりは大きく、大学受験では本人に任せる部分が増えていきます。

受験の段階ごとの、親の関わりの大きさのめやす幼稚園受験非常に大きい小学校受験非常に大きい中学受験大きい高校受験中くらい大学受験本人主体親の関わりの大きさのイメージ(当サイトの整理)
受験の段階ごとの、親の関わりの大きさのめやす

親が最初に知っておきたい5つの心得

  1. 主役は子ども:親の夢を叶える場ではない。子どもが「自分の受験」と思えるかが一番大事
  2. 比べない:兄弟、友達、親自身の昔と比べる言葉は、やる気を奪う
  3. 結果より過程をほめる:点数より「毎日続けたこと」「工夫したこと」を言葉にする
  4. 情報は親がふるいにかける:ネットや保護者同士の噂に振り回されず、公式の情報で確かめる
  5. 家族の健康を守る:睡眠・食事・家族の会話。受験期ほど普通の生活が支えになる

段階ごとの親の役割

受験親の主な役割
幼稚園・小学校家庭での生活体験、幼児教室選び、願書・面接の準備。親自身も面接される
中学塾選びとスケジュール管理、プリント整理、志望校の見学、併願の組み立て
高校説明会への同行、三者面談、私立併願の手続き、費用の準備
大学お金(受験料・入学金・学費・一人暮らし)と出願手続きの確認、見守り

夫婦(家族)で役割を分ける

受験期は、送り迎え、お弁当、塾との面談、出願手続きなど、親のやることが一気に増えます。一人で抱え込むと疲れ切ってしまうので、「情報と手続き担当」「生活と気持ちのケア担当」のように、家族で役割を分けておくと長続きします。祖父母の協力を得る家庭もあります(→祖父母の関わり方)。

注意:「なんでできないの」「このままじゃ落ちるよ」などの言葉は、子どもを追い込みます。言いたくなったら、一度深呼吸して親の声かけを読み返してください。

ポイント:受験の結果がどうであれ、「あなたが頑張ったことを知っている」と伝えられる親でいることが、子どもにとって一番の財産になります。

出典:文部科学省「子供の学習費調査」

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