中高一貫校では、先取り学習でスピードが速く、入学後に成績が下位で固定されてしまう生徒もいます(俗に「深海魚」と呼ばれることもあります)。主な原因は、受験後の燃え尽き、中1の数学と英語のつまずき、中2・中3の中だるみです。防ぐ鍵は、中1の1学期に「毎日の復習」と「定期テストの準備」の習慣をつくることです。
成績が下がる3つの原因
| 原因 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 燃え尽き | 受験が終わって勉強する気になれない | 春休みに好きなことで充電しつつ、英語・数学の準備を少し |
| 英語・数学のつまずき | 先取りで進度が速く、最初の単元でつまずく | その日の授業をその日に復習。わからなければすぐ質問 |
| 中だるみ | 高校受験がないため目標を見失う | 部活・行事・資格(英検など)で目標をつくる |
中1の1学期にやりたいこと
- 毎日の学習時間を決める:帰宅後や夕食後に、まず30分〜1時間
- 英単語と計算を毎日:積み重ねの教科は毎日少しずつ
- 定期テストの2週間前から計画:範囲表を見て、教科ごとの予定を立てる(→定期テストで点を取る方法)
- 先生に質問する習慣:わからないまま放置しない
成績が下がってしまったら
- どの教科のどの単元でつまずいたかを特定する
- 学校の補習や先生の質問対応を積極的に使う
- 個別指導や一貫校専門の塾で、学校の進度に合わせた補習を受ける
- 成績が下位でも、大学受験で巻き返す生徒はたくさんいることを伝える
ポイント:中学受験の合格はゴールではなく、6年間のスタートです。入学後は親の関わりを少しずつ減らし、自分で計画して勉強する力を育てていきましょう。