Q.065中学受験

公立中高一貫校の適性検査とは何ですか?どう対策しますか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

公立中高一貫校の入試は、法律上「学力検査」を行わないため、適性検査と報告書(小学校の成績など)で選ばれます。適性検査では、①資料やグラフを読み取って考える問題、②自分の考えを書く作文、③算数・理科の考え方を使う思考力の問題が出ます。知識の量より、読む力・考える力・書く力が問われるのが特徴です。

適性検査で問われる3つの力作文文章を読んで自分の経験と考え400〜600字資料読解グラフ・表を読む変化と理由説明する算数・理科的思考規則性・図形実験の結果条件の整理
適性検査で問われる3つの力

適性検査の出題の特徴

分野出題の例求められる力
作文(文章読解)文章を読み、自分の経験をもとに考えを400〜600字で書く読解・構成・表現
資料読解(社会的な問題)グラフや表から変化を読み取り、理由を説明する資料の比較・説明
算数・理科的な問題規則性、図形、実験の結果から考える論理的な思考、条件の整理

私立中学の受験との違い

適性検査

  • 小学校で習う内容が土台
  • 答えを導く過程や説明を書かせる
  • 報告書(小学校の成績)も合否に影響

私立の4教科入試

  • 小学校の範囲を超える内容も出る
  • 知識と解く速さも問われる
  • 報告書を使わない学校が多い

対策の進め方

  1. 小学校の授業と成績を大切に:報告書の評価が合否に入る
  2. 作文を書く習慣:週1本からでも、書いたら必ず添削を受ける(→作文の書き方)
  3. 資料を読んで説明する練習:新聞のグラフを見て「何が言えるか」を話す
  4. 過去問で形式に慣れる:志望校の出題形式は学校ごと・都道府県ごとに違う
  5. 時間配分:問題文が長いので、読む時間を含めた配分を練習

ポイント:公立中高一貫校は倍率が高いことが多く、私立中学と併願する家庭も多くあります。私立の中には適性検査型の入試を行う学校もあるので、併願の選択肢として検討できます(→中学受験の併願パターン)。

出典:文部科学省「中高一貫教育制度」

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