中学受験は、私立中学、国立大学附属中学、公立中高一貫校に入るための受験です。私立・国立は国語・算数・理科・社会の4教科(または国算の2教科)の学力試験が中心で、公立中高一貫校は教科をまたいだ思考力や作文を見る適性検査で選びます。首都圏では受験者が5万人を超える規模で、小学6年生のおよそ5〜6人に1人が受験していると推計されています。
3つのタイプの違い
| 私立中学 | 国立附属中学 | 公立中高一貫校 | |
|---|---|---|---|
| 試験 | 4教科・2教科、面接の学校も | 4教科、報告書、抽選の学校も | 適性検査(作文・思考力)、報告書 |
| 学費 | 授業料・施設費など | 授業料なし(諸費あり) | 授業料なし(諸費あり) |
| 高校 | 併設高校へ内部進学が多い | 附属高校への進学には条件 | 高校まで6年一貫 |
| 倍率 | 学校により大きく違う | 高めの学校が多い | 高めの学校が多い |
首都圏の中学受験の規模
2026年の首都圏(1都3県)の中学入試では、受験者数が約5万2千〜5万4千人、受験率は約18%と推計されました(推計した機関によって数字に幅があります)。少子化で子どもの数が減る中でも、受験率は高い水準が続いています。
中学受験の特徴
- 小学校で習わない内容が出る:特殊算や理科・社会の深い知識など、塾のカリキュラムで学ぶのが一般的
- 準備期間が長い:多くの子が小4(小3の2月)から約3年かけて準備する
- 親の関わりが大きい:塾選び、スケジュール管理、志望校選び、併願の組み立て
- 入試日程が短期間に集中:首都圏では1月〜2月上旬に入試が集中する
中学受験をする理由
中高一貫の6年間で高校受験にとらわれずに学べる、大学附属校で受験から自由になれる、学校の教育方針や校風に共感した、といった理由が多くあります。受験するかどうかは、受験させるべき?の判断基準もあわせて考えてみてください。
ポイント:中学受験は「親子で取り組む長距離走」です。合否だけでなく、3年間で身につく学習習慣や考える力も大きな財産になります。始める時期は中学受験はいつから?で解説しています。
出典:2026年首都圏中学入試の受験者数の推計(コアネット教育総合研究所の総括レポートの紹介)、文部科学省「中高一貫教育制度」