中学受験の塾は、①志望校への合格実績(在籍者に対する割合)、②授業の進め方と宿題の量、③親がどこまで関わる必要があるか、④クラスの人数と面倒見、⑤通いやすさ、⑥費用の総額で選びます。塾によって難関校向けで進度が速い塾、面倒見がよく家庭の負担が少ない塾など特徴が大きく違うので、体験授業で子どもとの相性を必ず確かめましょう。
塾の特徴の違い
| タイプ | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 難関校向け・進度速め | 宿題が多く、上位クラスは難問中心 | 負けず嫌いで、自分でどんどん進める子 |
| 家庭学習重視 | 家での復習が前提。親のサポートが必要 | 親が丸つけやスケジュール管理を担える |
| 面倒見重視 | 塾で宿題や自習まで見てくれる | 共働きなど、家で見る時間が少ない |
| 少人数・地域密着 | 一人ひとりに目が届く | 集団の大人数が合わない子 |
| 公立中高一貫校向け | 適性検査と作文の対策が中心 | 公立一貫校が第一志望 |
体験授業で確かめたいこと
- 子どもが授業を「楽しかった」「わかった」と言えるか
- 先生が子どもの名前を覚え、質問しやすい雰囲気か
- 宿題の量は、家庭で無理なくこなせるか
- テストの結果でクラスが替わる頻度と、その仕組み
- 保護者との面談の頻度、相談のしやすさ
- 自習室の有無、質問対応の時間
合格実績の見方
塾の合格実績は「延べ人数」で示されることが多く、1人の子が複数校に合格するとそれぞれ数えられます。比べるときは、その塾の6年生の在籍者数に対して、志望校に何人合格しているかを考えると、塾の実力が見えやすくなります。
費用と通塾の負担
通塾は週2〜4日、夜まで続くこともあり、送迎やお弁当の負担も考える必要があります。費用は学年が上がるほど増えるので、3年間の総額を入塾前に確かめましょう(→中学受験の費用)。
ポイント:塾は「一度決めたら変えられない」ものではありません。合わないと感じたら、早めに塾の先生に相談し、必要なら転塾も検討しましょう(→塾を変えるタイミング)。