中学受験の理科は、生物・地学などの「知識分野」と、物理・化学などの「計算分野」に分かれます。知識分野は図や写真とセットで覚える、計算分野はてこ・ばね・電気・水溶液・気体などの解き方のパターンを理解するのが基本です。最近は実験や観察の結果から考える問題が増えており、暗記だけでは得点しにくくなっています。
4分野の勉強のポイント
| 分野 | 主な単元 | 勉強のポイント |
|---|---|---|
| 生物 | 植物・動物・人体・生態系 | 図鑑や写真で形を覚える。季節と結びつける |
| 地学 | 天体・気象・地層・流れる水 | 太陽と月の動きは図を自分で描いて理解 |
| 物理 | てこ・ばね・滑車・電気・光・音 | 計算のパターンを理解。比を使うと速い |
| 化学 | 水溶液・気体・燃焼・ものの溶け方 | 反応の決まりと、表から比を読み取る練習 |
知識と計算のバランス
- 知識:一問一答で覚えるだけでなく、「なぜそうなるか」をひと言で説明できるように
- 計算:算数の比・割合の力がそのまま生きる。算数と並行して強化
- 実験・観察:実験の目的、条件をそろえる理由(対照実験)、結果の読み取り
- グラフ・表:変化のしかた(比例・反比例)を読み取る
家庭でできること
- 体験とつなげる:星空観察、科学館、野菜の観察、料理での溶ける・燃える
- ニュースの話題:日食・台風・地震など、時事的な出題もある
- 暗記はすきま時間に:カードやアプリで短時間をくり返す(→暗記の方法)
ポイント:理科は「なぜ?」を大切にする子ほど伸びる科目です。答えを覚えるだけでなく、日常の不思議を親子で話すことが、思考力を問う問題への一番の準備になります。