Q.072中学受験

中学受験の過去問はいつから、どう解けばいいですか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

中学受験の過去問は、小6の9月ごろから始めるのが一般的です。それまでは入試範囲の総復習を優先し、基礎が固まってから過去問に取り組むほうが効果的だからです。めやすは第一志望校が5〜10年分、併願校が2〜3年分。本番と同じ時間で解き、合格最低点と比べ、間違えた問題を分析するところまでが過去問演習です。

過去問演習のサイクル(解く→採点→分析→解き直し)1本番の時間で解く時間を計る2採点合格最低点と比べる3分析ミス・解けた・難問4解き直し何も見ずに
過去問演習のサイクル(解く→採点→分析→解き直し)

過去問の進め方

  1. 本番と同じ条件で解く:時間を計り、問題用紙と解答用紙の形も本番に近づける
  2. 採点して合格最低点と比べる:記述は厳しめに採点
  3. 間違いを3つに分ける:①ケアレスミス、②解けるはずだった問題、③今は解けなくてよい難問
  4. ②を中心に解き直す:解説を読んで、何も見ずにもう一度解く
  5. 次の回で同じ失敗をしない工夫:時間配分、解く順番、見直しの方法

何年分を解く?

学校めやすねらい
第一志望5〜10年分(2回目入試を含む)傾向・時間配分・頻出単元をつかむ
第二志望3〜5年分出題形式に慣れる
併願校・安全校2〜3年分本番で戸惑わない

過去問の点数との向き合い方

9月に解いた最初の過去問は、合格最低点に届かないのが普通です。過去問は本番までの3〜4か月で点を上げていくための教材であり、最初の点数で合否が決まるわけではありません。点数の推移をグラフにして、伸びていることを親子で確認すると、気持ちが前向きになります。

  • 解いた日付と点数、合格最低点との差を記録する
  • 科目ごとの「捨てる問題」の見極めを練習する
  • 直前期には、解いた過去問をもう一度解いて満点をめざす

ポイント:過去問は「解いて終わり」にしないこと。分析と解き直しに、解く時間と同じくらいの時間をかけるのが、点数を伸ばす一番の方法です。

出典:Dunlosky ほか(2013)「Improving Students’ Learning With Effective Learning Techniques」

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