Q.054小学校受験

国立小学校の受験は私立とどう違いますか?抽選はありますか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

国立小学校(国立大学附属小学校)は、大学の教育研究と、教員をめざす学生の教育実習の場という役割を持つ学校です。私立との大きな違いは、①選考に抽選を含む学校が多い、②通学区域や通学時間の条件がある、③授業料がかからないことです。首都圏では、10月の抽選から12月の検査まで段階的に選考が進む学校があります。

国立小学校の選考の流れの例(抽選と検査の組み合わせ)1出願通学区域を確認2第一次抽選人数を絞る3検査・調査ペーパー・行動観察など4最終の抽選学校による
国立小学校の選考の流れの例(抽選と検査の組み合わせ)

選考の流れの例

選考の形は学校によって違います。たとえば2027年度の日程では、筑波大学附属小学校は第一次抽選の後に検査(第二次)、さらに第三次の抽選、東京学芸大学の附属小学校は抽選と調査(検査)を組み合わせた選考が案内されていました。

  1. 出願:通学区域・生年月日の条件を確認して出願
  2. 第一次抽選:応募者が多い場合、検査の前に人数を絞る
  3. 検査(調査):ペーパー、行動観察、運動、制作、面接など
  4. 最終の抽選:検査の合格者からさらに抽選で決める学校もある

私立との違い

国立小学校私立小学校
役割教育研究・教育実習建学の精神にもとづく教育
選考抽選を含むことが多い考査・面接で決める
通学通学区域・通学時間の指定学校ごとの条件(ない学校も)
費用授業料なし(給食費・諸費など)授業料・施設費など
上の学校附属中学への進学には条件や選考がある系列校への内部進学がある学校も

受ける前に知っておきたいこと

  • 教育実習の期間は、実習生が授業をする
  • 研究授業や公開授業が多く、新しい教育の実践がある
  • 保護者の学校への協力(PTA活動など)が求められることが多い
  • 附属中学へ全員が進めるとは限らない
  • 通学区域の外に引っ越すと、在籍に影響することがある

ポイント:国立は抽選がある分、私立と併願する家庭が多い受験です。日程の重なりと、私立の入学手続き締切との関係を必ず確認しましょう(→何校受ける?併願の考え方)。

出典:お受験プリント「2027年度 小学校受験の入試日程一覧」、筑波大学附属小学校

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