Q.283コラム・ケーススタディ

【コラム】発達の特性がある子の受験で、知っておきたいこと

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

ADHD、自閉スペクトラム症、学習障害(LD)などの発達の特性がある子も、受験上の配慮を申請したり、特性に合った学校を選んだりすることで、力を発揮しやすくなります。2024年4月からは、改正障害者差別解消法により、私立学校を含む事業者にも合理的配慮の提供が義務になりました。困っていることを早めに学校へ相談することが第一歩です。

特性に合わせた受験の準備困りごと配慮の例読むのに時間がかかる試験時間の延長・拡大文字書くのが難しい解答方法の工夫音や人が気になる別室受験見通しが立たないと不安会場の事前確認・手順の説明
特性に合わせた受験の準備

受験上の配慮の例

困りごと配慮の例
読むのに時間がかかる試験時間の延長、拡大文字の問題
書くのが難しい解答方法の工夫(チェック解答など)
音や人が気になる別室受験
見通しが立たないと不安事前の会場の確認、手順の説明

配慮の内容や必要な書類(医師の診断書、学校での配慮の状況など)は試験ごとに違います。共通テストの配慮は出願より前から申請でき、高校入試は都道府県の要項に定められています(→受験上の配慮)。

学校選びの視点

  • 少人数のクラスや、個別の支援の体制
  • 通級による指導、特別支援教育コーディネーターの有無
  • 説明会や個別相談で「どんな配慮ができるか」を具体的に聞く

家庭でできること

  1. 子どもの得意と苦手を書き出し、学習のしかたを工夫する(音声教材、タイマーなど)
  2. 今の学校での配慮の記録を残す(受験の配慮申請の材料になる)
  3. 主治医や学校の先生と、受験の時期の見通しを共有する

運営事務局より:配慮は「特別扱い」ではなく、持っている力を公平に発揮するためのものです。遠慮せず、早めに相談してください。

出典:内閣府「障害を理由とする差別の解消の推進」

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