幼稚園受験の考査は、主に①行動観察(集団での遊び)、②親子遊び、③指示行動(先生の指示に従う)、④個別テスト(名前を言う、色や形を答える)で構成されます。見られているのは、特別な知識ではなく、年齢相応の生活習慣と、人の話を聞いて動く力、親子の関わり方です。泣いてしまう子も多く、それだけで不合格になるとは限りません。
考査の4つの形式
| 形式 | 内容の例 | 見られていること |
|---|---|---|
| 行動観察 | おもちゃのある部屋で、ほかの子と自由に遊ぶ | 友達とのかかわり、順番を待てるか、片づけ |
| 親子遊び | 親子で積み木やお絵かき、ままごと | 親の声かけ、子どもが親を頼る様子 |
| 指示行動 | 「ボールを箱に入れてね」「先生のところに来てね」 | 話を最後まで聞けるか、言われたとおりに動けるか |
| 個別テスト | 名前・年齢を言う、絵を見て答える、色や大きさ | 受け答え、年齢相応の言葉の発達 |
親子遊びで見られる親の姿
親子遊びでは、子どもより親の関わり方が見られていると言われます。
- 子どもに指示しすぎず、子どものやりたいことを尊重しているか
- うまくいかないとき、責めずに励ましているか
- 終わりの合図で、親子で一緒に片づけられるか
- ふだんから一緒に遊んでいる自然さがあるか
家庭でできる準備
- 「聞いて、動く」遊び:「赤い積み木を3つ持ってきて」など、指示のある遊びを日常に
- 片づけの習慣:遊んだら元に戻すまでがひとつの遊び
- ほかの子と遊ぶ経験:公園、児童館、プレ保育で、親から少し離れる練習
- あいさつと返事:「おはようございます」「はい」を家族で自然に
考査の内容は園によって大きく違い、公表していない園も多くあります。説明会の話や、幼児教室の情報を参考に、志望園の傾向をつかみましょう(→幼児教室は必要?)。
ポイント:「できる・できない」より「楽しそうに取り組めるか」。家で練習しすぎて子どもが嫌がるようになるのが、一番避けたいことです。