Q.128大学入試のしくみ

国公立大学の「足切り(第1段階選抜)」とは何ですか?

公開日  運営:受験の疑問100運営事務局

足切り(第1段階選抜)は、出願者が募集人数の決められた倍率を超えたときに、共通テストの点数などで2次試験(個別学力検査)を受けられる人を絞るしくみです。たとえば「募集人数の約3倍」と予告されている学部に5倍の出願があれば、共通テストの点数の高い順に約3倍までが2次試験に進めます。足切りにかかると、2次試験を受けることができません。

第1段階選抜(足切り)のしくみ出願者募集の5倍2次試験に進める人約3倍(予告倍率)募集人数100人予告倍率「約3倍」の学部に5倍の出願があった場合のイメージ
第1段階選抜(足切り)のしくみ

しくみのポイント

  • 実施するかどうか、倍率は大学の募集要項で事前に予告されます(例:「募集人員の約3倍」「共通テストの点数が○点以上」)
  • 出願者が予告倍率を超えなければ、予告があっても実施されないことがあります
  • 結果は出願締め切りの1週間ほど後に発表されます(例:東京大学の2027年度は2月10日)
  • 足切りにかかった人には、2次試験の検定料の一部が返還される大学が多くあります

実施されやすい大学・学部

難関大学の人気学部や、医学部医学科で実施されることが多くあります。予告倍率が2〜3倍と低めの学部は、共通テストで失敗すると足切りの可能性が高まります。

足切りを避けるための考え方

  1. 共通テストの自己採点をすぐに行う
  2. 予備校などが公表する共通テストのリサーチ(判定)と、前年の足切り点を確認する
  3. 前年の足切り点を大きく下回る場合は、出願先の変更や後期日程の活用を検討する

注意:前年の足切り点はあくまで参考です。その年の出願者数と平均点で毎年変わります。出願締め切り直前に志願状況の速報も確認しましょう。

出典:東京大学「一般選抜の日程」、大学入試センター

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